(株)鬼柳の山口です。

 
皆様腰の具合は如何ですか?(笑)
 
でも、これって笑い事じゃないですよね。
  
「腰が痛い」と口癖のように話している方なんかもいるとは思いますが、
悪化すると立ったり座ったりする人間の基本動作が辛くなり入院する方も
いると思います。

調べたところ,労働疾病おける6割の方は腰痛による疾病なんだそうです。

原因はいろいろあるようですが、同じ動作を繰り返し行ったり、途中で体勢を
止めたり、逆にずっと同じ姿勢で座っている事も負荷を高めている一因だとか
いわゆる職業病と巷で言われているものなのでしょう。

主に、腰痛になる危険性が最も高いのは重量物の取扱いで製造業の現場から
切っても切り離せない作業です。

厚労省が指す「重量物」とは製品、材料、荷物のことだそうで、対策指針では
倉庫や製造現場での荷役作業ではリフターなどの昇降装置や自動搬送機付きの
貨物自動車を活用したり、ローラーコンベヤーや台車などの補助機器による
省力化を推奨しているようです。

ちなみに重量物を取り扱うときのポイントは、急激な身体の移動をなくすことで
前屈やひねりなどの不自然な姿勢をとらず、身体の重心の移動を少なくして腰に
負担をかけないことが大切なようです。重量、取り扱う頻度、運搬距離・速度など
気にすべき点は数多くあると思います。


本当に人ごとじゃないですよね・・・・

そして今回マッスルスーツなるものが北上に来るという情報があり、実際に
どんなものなのか見てみたいと思い展示会へ行ってみました。


マッスルスーツはこれ
  DSC00677
   
スーツ?

   DSC00680
背負う感じです。 腰の位置をしっかりと決めて取り付けます。
そして、口もとのチューブにエアを入れたり吸ったりしながら、スーツのサポートを
受けます。

さあ、実際に20kgの重さの物を持ちあげます。
 DSC00686
チューブに息を吹きかけると背中のスーツが腰を支えるように膨らむ感じです。
世に言う、よっこらしょの動作ですが腰はかなり楽です。
 
DSC00690
 
と、実際にマッスルスーツを使って実践してみましたが、腰にかかる負担は
かなり軽減されているのが実感されました。

やはり持ち上げる瞬間と、中腰の状態が負荷が大きくなると思うのですが
マッスルスーツを使うとその腰のあたりがサポートをさせることが出来るので
ギックリ腰などは減らすことが出来ると思います。

これを使えば、倉庫で荷物を開けたり棚に置いたりする作業や、修理作業で
重いものを外したり取り付けたりする場所、出荷時に製品をパレットに整列させたりする
場所など人が介する場所での作業負荷の軽減につながり労働疾病の対策になると
思います。


エアー源さえ用意して頂ければ、事前予約が必要ですがデモを行うことも出来ますので
是非試してみてください。



製品についてのお問い合わせはコチラをクリック