(株)鬼柳の葛西です。


金属製品を取り扱っている会社や組立工場では、「ハンドプレス」という製品の
名前を一度は聞いたことがあると思います。

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プレスやカシメなどの加工や冶具を付けることによっては、切断や刻印などの
加工もできる応用範囲の広い機械なのですが、自動化という点でエアーシリンダや
油圧シリンダに置き換えられている会社も多いと思います。


今回ご紹介するのはダイナマークという製品です。


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主な特徴としては
 ・ ワークを押さえつけてから打撃するので「刻印打ちだと二重内を防ぐ」「カシメ作業だと
   圧着をより完全に行える」
 ・ 押さえストロークのスピードはコントローラーで自由に調節可能
 ・ 押しボタンバルブを話せば元の位置にすぐ戻るので安全
 ・ 強力な瞬発力

ちょっと気になる打撃のの仕組みをご紹介します。

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① 起動すると押さえピストンが下降します。

② 工具をワークにしっかり押さえつけます。

③ 打撃ラムが下降を開始して、圧縮空気の作用を受けて急激に大きなパワーを得て
   工具ホルダを打撃します。

実際にエアーシリンダと比較した写真が以下の通りになります。

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文字サイズ5mm
左:普通のエアシリンダ(内径100mm) エアー圧:0.6Mpa
右:DMM-04B(内径100mm) エアー圧:0.6Mpa

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文字サイズ3mm
上:普通のエアシリンダ(内径100mm) エアー圧:0.6Mpa
下:DMM-04B(内径100mm) エアー圧:0.22Mpa
(エアー圧が1/3くらいで同等の出力で得られます。)

実際に使う際には、装置に組み込む場合も考えられるのでシリンダ単体も
ラインナップしております。

シリンダラインナップ

様々なシーンでの活用や応用範囲も広がると思われます。
プレスやカシメの自動化でお困りの方は、一度当社へご相談くださいませ。




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